大切な記憶を

「どうだった、容体は?昨日の帰りだったんでしょう?事故にあったの。」

「はい…。俺が一緒に帰っていたんです。曲がり角で別れた後で事故にあったらしくて…。」

「そうだったの…。」

「はい。・・・それで、容体なんですが、聞くところではまだ意識が戻っていなく、左足と両腕を負傷、足は後遺症が残る可能性が高いそうです。」

いままでのばかな憐とは想像がつかないほど丁寧に先生に説明している。