大切な記憶を

「ちょっ…!」

(この家そんな古くないでしょ!)

私は心の中で叫んでからバッとリビングのドアを見つめる。

「衣亜ー?学校行くの―?」

「やっばいっ!」

私は小さい声で言って階段を駆け下りる。