大切な記憶を

中からまぶしい程の朝日が私の目を焼く。

この病室は日の光がよく入る方角にあるらしく、私たちが寝泊まりした部屋とは全然違って見えた。

私と憐は同時に部屋に足を踏み入れた。

この部屋は四人部屋らしく、ベットが四つ並んでいた。

しかし、使われているのは、一番端の、一番左にある、窓際のベットだけだった。

そこに、視衣がいる。