大切な記憶を

私は締め切ったカーテン越しに感じる日の光を浴びて大きく伸びをする。

昨日は何の用意もせずに家を飛び出したため、パジャマなんてものもない。

なので、今の服装は昨日のままだった。

動きやすい服を選んだのだが、やはりパジャマではないので何とも言えないごわごわさがある。

私はさっさと服のしわを伸ばして静かにカーテンを開ける。