大切な記憶を

ゆっくりと起き上がろうと腕に力を入れるが、何かが私の腕の上に乗っかっていて起き上がれない。

目線を下してみると、そこには私に寄り添うように寝ている城衣ちゃんだった。

初めて見る城衣ちゃんの愛らしい寝顔に、私は思わず頬が緩むのを感じる。

私はそっと城衣ちゃんの頭を枕の上において自分は音をたてないようにベットから降りる。