大切な記憶を

次の日。

日の光が閉じた瞼の裏でキラッと光る。

私はゆっくりと目を開ける。

飛び込んできたのは、知らない真っ白な天井。

感じたのは独特の薬品のにおい。

一瞬自分がどこで寝ているのかが分からなくなるが、ここがすぐに病院の空き病室のベットの上だと気付く。