大切な記憶を

私は城衣ちゃんの隣に腰かけて髪をとかしていた。

と、

「衣亜。」

隣のベットから憐の声が聞こえた。

「何?」

私は城衣ちゃん起こさないように小さくいった。

カーテンを締め切ったベットの向こうでは、憐がスタンドをつけているらしくカーテンに憐の影が映っていた。

私のところもスタンドをつけているので、向こうからもきっと私の影が見えていることだろう。