学校につくと、図書室に行く。

そこで、勉強しよう。

図書室につくと、

…あ。

そこには、れおがいた。

話かけようとした、その時。

「じゃあ、…ここわぁ?」

他の女の声。

「これ、さっきも教えたし笑」

れおの声がする。

「れおの顔しか、見てなかったんだもん。」

女は言う。

「…俺も、麻衣だけみてたよ。」

…。


……れお…?


「んっ…んんっ…」

れおは麻衣に激しいキスをした。

ポロッ…ポロッ…





れおは、やっぱり麻衣ちゃんだったんだね…。






…ポロッ…。






どんどん溢れてく。

声をあげて泣いてしまいたい。


ギュッ


「…?!」

いきなり後ろからグイッと、引き寄せられた。

「……高杉……」


「れおだと思って、ここで泣け。」


うっ…っっ……ううっ…


れおのばかぁ、馬鹿馬鹿馬鹿…

ドンッ ドンッ

私は叩いているのを亮だと忘れて、叩き続けた。

ドンッ ドンッ…

「……馬鹿馬鹿馬鹿…馬鹿馬鹿馬鹿。」

ドンッ ドンッ…

「……。…っ! 」

私は高杉だと思い出す。

「……ご、ごめん…。…痛かった、よね…」

私は高杉の顔が見れなかった。

スッ

高杉の唇と私の唇が重なった。

っっ……!!!!

いきなりだった。


そして、高杉は唇をはなし、真っ直ぐに私の目を見た。

「目…。すごく赤い。」

「えっ…」

なんで高杉は、そんなに冷静なの…。
キスの後も…。

私は恥ずかしくて、目も見れないのにっ…