ニタ男は、からかう様に耳もとで
『照れてるのも可愛いんだけど?』
と言った。
心臓が、無くなるくらいに跳ね上がり
鏡をみなくても
顔が赤くなっている事が分かった。
『さっ、行くぞ』
と、何も無かったかの様に言うニタ男に
少しドキッとした自分がイラってくる
そして、5分くらい歩いてニタ男は
急に止まった、
『ここ、ちょーうめーんだよな』
ニタ男の視線の先に会ったのは、
ヨーロッパ風のオシャレなカフェ
白い壁に、色とりどりのお花が飾ってある
『ここがいい!』
『そーだな!』
ニタ男と2人で、カフェの中に入った。

