雨のち晴れ

「おい春菜!お前眠ってなんかないんだろ。先生帰ったぞ」
春菜の反応はない

「とりあえず出てきなさい」


すると春菜が喋りだした

「お父さん、やっぱりって何?」

「うん?」

すると春菜が部屋から飛び出してきた
「やっぱりダメだったんですねって、さっき先生にそう言ったよね?はぁ、なんだよ。お父さん、私のことなんて最初から信じてなかったんだ。私には世の中に出ていくなんて、無理だって最初から諦めてたんだ」