それからどのくらいたっただろう

時計の針はもうすぐ日付を変えようとしていた



その時、和也が仕事を終え帰ってきた


「先生、先生」

橘はまだ眠っていた
和也の声でようやく目を覚ます



「和也さん、こんばんは。どうしたんですか?」

橘は寝ぼけていた