「春菜ちゃん?」


「先生ごめんなさい。今日は帰って」


沈黙が流れる

春菜は震えていた

「帰らないよ。だって今日は日曜日だよ。帰ってもすることないもん。今日はさぁ、散歩はやめて一緒にテレビかなんか見る?」

「…」

春菜の反応はない


「じゃあ、先生の話を聞いてくれる?先生ね」