ナイト!

***



花火の前に一旦屋上から下へ降りると、結衣がテレビで映画を見ていた。




「はぁあ疲れた〜」


そういってソファーにドスンと座るマサ。


彼は相当遊んだようで、隣に座る仁もだいぶ疲れている様子。


ナイトの中で一番体力があるであろう二人が疲れたんだから、相当遊んだんだはずだ。



「あれ、凛ちゃんは?」



疲れていた凛ちゃんは先に降りてきて仮眠を取っているはず。



「俺の部屋で寝てもらってる」

「まさか襲ってないよなぁ?」

「俺をお前と一緒にするな」



ニヤニヤと冗談交じりで冷やかす吹雪を一掃する結衣。

さすがだ。



花火まであと二時間、外も夕日が沈み始めている。



「腹減ったなぁ」



よその家だというのに、マサは遠慮というものをしない。