普通にこの部屋だけで暮らせますよね感満載なお部屋。
机の上の荷物は少ないから、きっとここは寝室なんだろう。
別の部屋には書斎とかありそう…。
「この部屋自由に使っていいよ。シャワーも浴びたいなら使って。タオルもあるし」
「あ、ありがとう…」
「また起こしにくるから」
そう言って南雲くんは出て行ってしまった。
申し訳ないなぁ…。
関わっちゃいけないってわかってるのに、なんで自分から関わってしまうのか、あたし、ほんとバカ。
きっと、南雲くんが優しいから。
もっと冷たくされていたら、絶対こんなことはしなかった。
「ふぅ…」
それにしても、やっぱり眠い。
パタンとふかふかのお布団に倒れ込み、南雲くんの匂いに包まれて、意識を手放していた。



