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気分はすっきりしないまま、それでも一日一日が過ぎていく。
大方の文化祭の準備も終え、最終打ち合わせを生徒会室で茅野くんとしていた。
淡々と作業をこなす茅野くん。
「…………」
それをじっと見つめるあたし。
「なに?」
「あの、気になってたんだけど…」
「………」
「結衣の……、結衣の進路知ってるよね?」
「むしろ俺が知らないとでも思ってるの?」
「いやいやいやっ!」
茅野くんが結衣の進路を知らないはずがない。
だってあの茅野くんだよ?
なんでも知ってる茅野くんだよ!?
「あたしが知るよりも先に知ってたでしょ…」
だって茅野くんの進路には、結衣の進路が大きく関わってくるはずだもん。



