「あいつらって…あの4人のこと…」
「まぁ、そうだな」
「…元気だよ」
「そっか」
「でも周りはそうじゃない。4人じゃなくて5人がナイトなんだって言ってる」
「…………」
「この前までバレンタインのことばっかり話してた生徒たちがね、バレンタインのことよりもナイトの事話すんだよ」
「…………」
「だから改めてナイトは凄いんだなぁって思ったし、あたしなんかよりも全校生徒を束ねてた南雲くんは凄いなぁって思った」
「…………」
「だからいろんな人がまた5人が集まってる姿みたいんだと思う」
「…………」
「でも正直、いまの南雲くんにはなんの魅力もない」
「…………」
「いまの南雲くんが彼らと並ぶのは、彼らに失礼」
「…………」
「あたしが、この8ヶ月近くみてきた南雲くんは、誰にも負けない強いオーラをもった、唯一無二の人だった」
「…………」
「だからあたしは…」
あたしは…そんな南雲くんを好きになったのに。



