ナイト!

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ついに、その日はやって来た。



朝から登校するなり、下駄箱には、ダンボールの山。

教室の机の上にはダンボールの山。


しまいには旧図書館の前もダンボールの山、山、山。



「流石だね…」



ぜんぶナイトに向けたバレンタインの贈り物。



「まあ、慣れたもんさ」

「慣れるのもなの、これ…」

「凛ちゃんのは?」

「あるけど…」



料理ができない以前に、厨房にも立たせてもらえないから、手作りなんて出来やしないけれど、一応用意してある。



「お、これめっちゃ高いやつじゃん!」

「これ一粒1000円以上するやつだよね」

「うん。まあ、義理だけど受け取って」

「うんめぇ!」



チョコを欲しいといったこの4人と、いつもお世話になってる茅野くんと生徒会のメンバー、そして自分も欲しいと言ってきた理事長には用意した。