文化祭まであと少し。
面倒ごとを収めるのは、結局俺の仕事か。
理事長室を出て、教室へカバンを取りに行く。
その途中の中庭でナイトを見かけたが、明らかに何かを企んでいる様子だった。
教室にたどり着くと、俺の席には見知った人物が座っていた。
「ばあちゃんとこ行ってたのか?」
「……なんでここにいる」
「なんかあったか?顔が疲れてるぞ」
「俺はいつもこんな顔だ」
「どうせばあちゃんに面倒ごと言われたんだろ」
言われたよ、お前達のことを。
「ここを早く出て行ってくれないかな、教室別だろ」
「それもそうだな、あいつら見なかった?」
「中庭にいた」
「そうか」
そう言うと椅子から立ち上がり、教室を出て行こうとする。



