「隣の席の寺島颯斗、さんだ」 そういうと寺島颯斗はこちらに目線だけチラリと向けて軽く会釈をした。 「はーい、自己紹介!」 「寺島颯斗です。よろしくお願いします」 「照沼、薫子です。これからよろしくお願いいたします。」