モテ男くんとモテ子ちゃん



あ、女の子が欲しかったってことはやっぱお母さんなんだ。





私のお母さんも、綺麗な人だったな。






なんて、全然この奥さんの方が綺麗。






案内されたリビングのソファに座り、出された紅茶を飲む。





「薫子ちゃん!本当に可愛いわ〜。お部屋も用意したのよ!私の趣味で家具とか買っちゃったけど、気に入らなかったら正直に言うのよ〜?」





「いえ、奥さんとてもセンス良さそうですし。わざわざありがとうございます」





「まぁ、礼儀も正しいのね〜。とってもとっても美人さんだし、モテるでしょう?」