「ほらほら!早く上がってください!」
笑顔でこちらに手を振る女性。
いやいやいや、お母さんではないでしょう。
だって、若すぎる。綺麗すぎる。
「あっ、これは奥さん、わざわざおでむかえありがとうございます」
「いいえ、私とっても楽しみにしていたんですよ!…あら、あらあらあら!?そちらのお嬢さんがもしかして…」
ん?
私のこと?だよね?
「えぇ、娘の薫子です」
「キャー!ちょっと、かわいい〜!私ずっと女の子が欲しかったのよ〜」
嬉しそうにニコニコと笑う奥さんにまた笑みがこぼれる。
可愛らしいなぁ。
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