階段は意外にも長く、ついた頃には息切れが激しく倒れ込んでいた自分でも …こりゃ15歳の少年じゃねぇー… と一人ツッコミをしていた。 そこに 『ようこそ!死後の世界へ!』 とさっきの死神の声とは全く正反対の清々しい女性の声が聞こえた。 渚はハッと見上げた瞬間、まさに天使のような綺麗な女性が立っていた。