きゅーってなる心臓を必死で抑えていると、突然彼の優しい声が耳に響いた。




「……これ、描いたの……?」


「……へ?あっ……はぃ////」


「……へぇ……綺麗だね。」


「……ぁ……ぁの////……ありがとう、ございます////」




うそうそ!!


どーしよ////


綺麗だって!!////




きっと私の顔は今真っ赤。


それを見つめていた彼が、ふふっと小さく笑った。


首元で揺れる翼の形のネックレスに、またきゅんって恋心が溢れる。




せっかく話せたんだ。


このまま終わっちゃうのは勿体無い。


何か……話さなきゃ。




「……そ、れ……素敵です、ね////」


「……ん?」


「その……シルバーの、ネックレス////」