いつもの常連さんとお喋りしていると、ふと自分が時計を全く気にしていなかったことに気が付く。
慌てて時計を確認すると、ちょうど13時をまわったところだった。
「……心菜ちゃん(笑)なんか分かんないけど、とりあえず落ち着きな?(笑)」
突然バタバタと焦りだした私を笑いながら見ている常連さんに、ちょっと怒ったように言った。
「……もうっ////慎ちゃん笑わないでよ////!」
慌てて鏡で髪を整えていると、カランとドアの開く音がした。
あぁ……だめだ。
もう顔が真っ赤になりそう……。
「……いっ、いらっしゃいませ////」
「……ぁ……こんにちわ。」
きゃー////って私の心は今にも破裂しそう。