フードの中の君





空一面に重たい雲がかかっていた。


まるで私の心を映しているみたい。




今日は日曜日。


和真くんとあんな別れ方をしてから1週間が経った。




ちゃんと謝らなきゃいけない。


私の勝手な勘違いで和真くんを傷つけてしまった。




今日も来てるかな……。


もし来てなかったら、私どうすればいいんだろ……。




私は和真くんのメアドを知らない。


お互い自由な人間だから、約束して会ったりはしなかった。


その時の気分でふらっとここに来る。


でもいつからか、日曜日にここに来るのが当たり前になっていた。


ここで和真くんと絵を描くのが当たり前になっていたんだ。