もう駄目だ。

逃げられない。




絶望感を感じるとともに、なぜか頭が冷静さを取り戻していた。



私はこいつに犯される。


たぶんそれを太陽さんも見るだろう。




じゃあ、その後で死のう。




全て終われば手足も自由になるだろうし


そこにあるハサミで首でも切ったら死ねるだろう。





本気でそんなことを考え始めた矢先、



「ちょっと待ってくださいよ。話が違うっしょ?」


勇太さんの声がした。