「よみちゃん、動いたら大事なとこ切れちゃうからね?」


楽しそうにそう言ってニヤリと笑ったホスト男は、次の瞬間、ジョキンとショーツにハサミをいれた。



「んん!」

「ん?なぁにー?」

「んんんん!」



こんな奴らに見られるくらいなら、死んだ方がマシだ。


肌なんて切れたっていい。



私は本気で暴れた。



パイプ椅子がガタガタと音を立てて揺れる。



「あーあー。暴れたらほんとに切れちゃうよ?だいじなあそこが。それとも痛くされたい?でもなぁ。俺は出血してるとこに突っ込む趣味ないんだよねぇ。」



ちょっとおとなしくしててよ。



小さい子供に言い聞かせるような口調でそう言って、手で何かを合図した。



直後、体を抑えつける男の人数が増えた。首すらもう回らない。


一体私の背後に何人待機しているんだ…




見えない恐怖と冷たいハサミの感触に、ガタガタと震えが走るのが分かった。