翌朝目が覚めると、喫茶のソファで横になっていた。


マスターがかけてくれたのか、体には薄い毛布がかかっている。



目をこすって起き上がるといつも通りメンバーが煙草を吸っていた。



「よみちゃんおはよー。」

「あらお目覚め?」


声を掛けられて、右手を上げた。



「あれ…いつ終わったんですか?」

「んー、4時ごろかねぇ?」

時間を聞いて驚いた。


「え、じゃあ寝てないの?」

「あぁうん。とりあえずこれから誠の家でみんな寝る予定。」

誠さんはウス、と眠そうに目をこすっている。



「マースター?よみちゃん起きたからなんか朝ごはんー!」

誰かが言って、うぃうぃっと奥からマスターが出てきた。



「なんか作っとくから、とりあえずシャワー浴びてきな。」






倉庫に隣接したシャワー室でざっと体を洗っていると、突然扉が開いた。


「…!?」


鍵が壊れてはいるものの、今までこんなことは一度もない。



驚いて振り返ると、裸の太陽さんが入ってきた。



「……っ…」

「はよ。よく寝たか?」


急いで体を隠そうとする私の手を払いのけ、そのまま抱きしめられた。



肌と肌が密着するその間を、熱めのシャワーが滑り落ちていく。




「あー…癒される」


太陽さんが動かないので、暫くじっとしていた。



心臓のドキドキが半端ない。ばれていないか心配になる。



「よみなんでそんなドキドキしてんの。」


…………ばれていた……



恥ずかしくて体をよじると胸に顔を寄せてきた。



「俺にドキドキしてくれてんの?」


見上げられて、悔しいけど頷いた。


「かぁいいな…」


そのまま乳首を口に含まれた。



狭いシャワー室の温度がぐんと上がる。



「ん………」

「…元気注入。」


ふふっと笑った太陽さんが、胸に吸い付いた。



「…っ……ぁ…」


ちくっとした痛みが走り、キスマークがつけられたのだと分かる。



早朝の、鍵さえかかっていないシャワールームの中で


私も熱に浮かされた。