少しでも疑った自分が間違いだった。 【椎奈にはすぐ知らせなきゃって焦ってた!笑 トーク履歴消えた(T_T)】 この文だけで、大和さんが私のことを本気で好いてくれているのがわかった。 こんなに素直に、真っ直ぐに思いを伝えてくれた人は初めてだ。 一気に熱くなる胸。 私は枕に顔をうずめてじたばたしていた。 早く部活が始まってほしい―。 今の私は、早く大和さんに会いたくて、声が聞きたくて、話したくてたまらなかった。