そして私は、8年間好きな人がいること、その人が死んだこと、その人は俊哉君だということ、俊哉君は私のことが好きじゃなかったこと、神田君がとても俊哉君に似ていたこと、そして俊哉君と重ねて見ていたことも、神田君じゃなく重ねて見ていた俊哉君が好きだということも、全部話した。
「今でも、俊哉君が好き。大好き。
この気持ちを、俊哉君が生きてるうちに伝えられなかったの。。。だから、
俊哉君に似すぎているあなたに伝えた。
こんなこと言ったら失礼だけど・・・」
私は一呼吸おいて言った。
「私が恋をしていたのは、あなたじゃない。俊哉君だけだったの・・・。
本当に、本当にごめんなさい。。。」


