そして、12月12日。
朝起きてすぐ
「俊哉君、お誕生日おめでとう。」
と言った。
これは、毎年恒例だ。
着替えて、朝ご飯をすましてから、
私は神田君の家に向かった。
「今日、土曜日でよかったぁ〜。」
そんなことをつぶやきながら、
チャリを全速力でこいで
風を楽しむ。
そして、5分ほどで神田君の家に着いた。
『神田』とゆう表札がある。
この間教えてもらったばかりだから、
合っているか不安だ。。。
恐る恐るチャイムを押す。
『ピーンポーン ピーンポーン』
「・・・はーい!!」
神田君の声が聞こえる。
そして、玄関がガラガラと開けられた。


