「生きてるうちに伝えればよかった。」
今更ながらに後悔する。
俊哉君の気持ちが最優先、とか言って、
本当は逃げてただけなんだ。。。
俊哉君にフられるのが怖かっただけなんだ。。。
「何、逃げてんの。私。」
惨めな自分を責める。
私が最後に見た俊哉君の笑顔は、
幼稚園の頃の笑顔から変わっていなかった。
幼稚園の頃、ずっとニコニコ笑ってたよね。思い出すよ、あの笑顔。
そして、この間の彼の笑顔と重なる。
「全然、変わってないじゃん。。。」
私の初恋の頃と、一緒。。。
「今まで、ありがと。」
楽しませてくれて。
片思いさせてくれて。。。
「大好きだよ、昔からずっと。」
これが、伝えれなかった想いだよ。
そして、、、
「さようなら。」


