「そりゃ、辛いだろ。だって、死だぞ。 俺が余命宣告されたら自殺すっかもなぁー・・・。」 「ちょっ、縁起でもないこと言わないでよ!」 そして二人とも黙り込む。 その沈黙を破ったのは陸人君だった。 「よしっ!病院行こっ!!」 「・・・んだね。」 私達は、わざとに明るく会話しながら 下駄箱に向かった。 明るくしていないと、今すぐ涙が出そうだったから・・・。