8年間の片想い❤


私は、素直にそれを受け取る。

「じゃあ、よろしく。」

彼はそう言って私に背を向けた。
が、私はその背中に向かって叫んだ。

「ちょっと!!」

彼の足が止まる。

私は、その二つに折りたたんである一枚の紙を見つめて言った。

「・・・どうゆうこと??」

内容を内側にして折りたたんであるその紙は、文字が透けて見えていた。

私の目に入ってしまった言葉は、
一番、見てはいけないものだった。