次の日。



「ハァァァッ⁉︎」


「七海ちゃん、落ち着いてみんな見てる!」



お昼休み、黒沢君と付き合うことを七海ちゃんに話したらものすごく驚かれた。



「七海ちゃん、ごめんね…?
七海ちゃんはあんなに私のことを心配して近づくなと言ってくれてたのに…。

でもね、黒沢君は優しくて落ち着くの。
それに…私は黒沢君が大好きなの…」



恥ずかしいため、俯いてそう言うと七海ちゃんは優しく微笑んでくれた。



「ったく、優愛は本当可愛いんだから!
こんな可愛い親友の幸せ、応援するしかないじゃん。」



「えっ!応援してくれるの⁉︎
七海ちゃんありがとっ!大好きっ!」



本当いい親友を持ったよね私。