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「おじゃまします。」



「誰もいないから適当にくつろいどいて。」




「黒澤君、1人暮らしなの?」



「ん。まぁ。」



ふーん、1人暮らしかぁ…すごいなぁ。



黒澤君の家はシンプルで全体的に黒色が多かった。



「はい、これ飲み物。
お茶しかないからこれでいい?」



「あ、うん、おかまいなく、だよ。
黒澤君、着替えてきていいよ。

制服じゃリラックスできないでしょ。」



「ん?あー、じゃ着替えるわ。」



そう言って黒澤君は上の制服を脱いだ。


……私の目の前で。



「き、きゃーーーーーーーっ!!」