花咲 優愛 side



「七海ちゃんっ…!ごめんね、ごめんっ!七海ちゃんは私のために言ってくれたのに、嫌いなんて言っちゃって…」




教室につき、七海ちゃんに謝る。




「ううん、私こそごめん。
黒澤君のことはあんまり好きになれないし、優愛ともあんまり関わらないでほしいけど…でもまぁ、ね?」



七海ちゃんはそう言ってから私の耳元で、



「優愛が黒澤君を恋愛対象として好きならしょうがないよね。」



恋愛対象を強調して言ってくる七海ちゃん。