黒澤 直哉 side
放課後、
「ね、直哉君、他の女の子からチョコもらうの?バレンタイン。」
そんなことを言ってくる優愛。
「ん?いや、そのまえにもらえるかわかんねぇし。」
女子なんて気まぐれだからな。確かに今日、チョコくれるって言ってたけど実際はわかんねーしな。
「うぅ…じゃあ、もし、もらえたら嬉しい?」
少し涙声の優愛。
なにこいつ、可愛すぎる。あれだろ、嫉妬ってやつ?マジ可愛い。
だから意地悪することにした。
「うん。嬉しいよ。だって俺のために用意したってことだろ?
それがたとえ誰であっても嬉しいに決まってる。わざわざ考えてくれたんだし。」

