「は?なんで?私と別れたらっ、優愛ちゃんがーー」



「花咲が傷つくことになる?大丈夫だ、なんて言えないけど俺が守るから。

それにあいつはそんな弱くないから。」



香織はわけのわからなさそうな顔をしてる。



「でも、私と直哉が付き合った方が優愛ちゃんは安全ーー」



「バッカじゃねーの?」



香織の意見を鼻で笑う。



「花咲は俺が大好きなの。だから俺と付き合えなかったら傷つくわけ。

てか、俺が耐えられねぇよ。花咲と付き合えないなんて。」