「親に口答えするな。なんだその口調はっ!」



今度はグーで父さんに殴られる。



「あれ、いいの?殴っちゃって。
ご近所からの評判が悪くなっちゃうよ?」



ニヤリと笑ってそう言うともう一発殴られる。



「へぇ、いいんだ?
じゃ、俺もいまからご近所からの評判が悪くなることしてくる。」



ニコリと笑って俺は家を飛び出した。



「金髪に染めてください。」



見た目だけなら高校生に見えるだろう。



「え、いいんですか?こんな綺麗な黒髪を。」



「お願いします。」



ニコリと笑うと美容師は頬を染めて髪を染めてくれた。