「お疲れ。なんかあった?元気ないね。」 部活が終わると香織にそんなことを聞かれる。 「あぁ、いろいろあってさ。」 ハァ、とため息をつくと心配そうに見られる。 「私でよかったら話、聞くけど?」 そう言ってもらえるのはありがたいけど… 「いや、大丈夫だ。」 愚痴とか言いたくねえからな。 言ったらスッキリするんだろうけどな。 「あんなやつでもいいとこはあるだろうしな。」 1人そうつぶやくと同じクラスで幼なじみの修也が俺を呼んだ。