伊藤 七海 side 「ありがと。じゃあね。」 そう言って空き教室を出て行った私の親友、優愛。 でもそれじゃあ納得できない。 「佐藤君、優愛、絶対黒澤君諦めきれないよね。」 これは確信できる。 「あぁ。てか、直哉も花咲さんのこと好きなのにな。香織がなぁ……」 香織って人がいるから黒澤君は優愛と付き合えないの? お互い両想いなのに?意味わかんない。 「私、香織って人と喋ってみようかな…」