【完】金髪クンの恋愛事情




あれから1週間ほどが経った。



「次の作戦は……どうしよ…」



七海ちゃんと佐藤君と会議中。



あれから嫉妬大作戦は失敗に終わり、
押して引く作戦や見つめる作戦など、

たくさんの作戦を実行したけど全部失敗。



もうアイディアもないし、そろそろ潮時かな。



「2人とも、ありがと。もういいよ…」



黒澤君の気持ちは香織さんにしか向いてないんだもん。無理だよ、もう。



「優愛、なに言ってんの?諦めたらーー」



「もういいのっ!」



思わず大声を出してしまう。



「あ、ごめん……でもね、本当に大丈夫なの。これ以上黒澤君見てても辛いだけだし。」



ギュッと制服のスカートを握りしめる。



「2人とも、ありがと。じゃあね。」



私はそう言って空き教室を出た。