そして今、 「ふふっ、直哉が隣にいるとやっぱ優越感に浸っちゃうわ。 直哉、顔はいいからモテるんでしょ?女子たちに。」 隣には香織がいる。 なんであのときはこいつを好きだったんだ? 顔しか見てないこいつに疑問を持つ。 確かに支えてくれてたかもしんねぇけど、もし俺がブサイクだったら助けてくれたりはしないんだよな。 あのときだって冷静に考えれば……って、あんときは異常だったか。 冷静になんて考えられねえよな。 ため息をついて適当に香織の話に相槌をうつ。