「おまえ…好きなんじゃねーの?花咲さんのこと。なに香織にビビってんの?」 佐藤君の口から香織という名前が出る。 「……しょーがねぇだろ。花咲が危険な目に逢うんだ。そんなの耐えられねぇよ。」 あー、そういうことね。 なんとなくだけど理解する。 「佐藤君、私に教えてくれる?香織って人について。」 突然登場した私に驚く2人。 「はぁ、花咲さんの次は親友の伊藤さん?」 なぜか佐藤君にため息をつかれる。 「俺もう行くから。」 そう言って黒澤君は屋上を後にした。