わたしは……自分のことしか考えられない汚い人間だ……。
『そうだよ、おねいちゃんはきたない。
ねぇ、おねいちゃんは、さっきなかよくおしゃべりしていた、おにいちゃんとおねいちゃんを、なんておもったの?
『じぶんはこんなにくるしいのに、どうしてあなたたちはわらってるの?』
そう、おもったんだよね』
……女の子が言ったことは、図星だった。
わたしはこんなに孤独なのに、どうして同年代のあの子たちは笑っているのだろう。
そう思った。
わたしは、ただただ俯(ウツム)いて、地面をジッと見つめていた。
『にくいよね、みんな、ひどいよね。おねいちゃんは、こんなにくるしがっているのに、だれもたすけてくれないなんて……』
そうだ。
みんなひどい。
どうしてわたしだけがこんな思いをしなきゃいけないの?



