美狐はベッドの上で愛をささやく


そうなると、わたしの心の中はもう、恐怖がいっぱいで、我慢なんて出来なくなってしまっていた。


この広い家にひとりでいるという感覚が、わたしを絶望へと駆り立てていく。





わたしは、ひとりぼっち……。


誰も、助けてなんてくれないんだ……。





『そうだよ、おねいちゃんはひとりぼっち』


言い知れない孤独感に覆われていると、天井から聞こえる音と一緒に女の子の声が聞こえてきた。


……この声は、昨夜、わたしを追いかけてきた女の子の声だ。



『ねぇ、いっしょにいこうよ。たのしいよ?』



昨日は女の子から逃げていたのに、今はおかしい。


足が勝手に女の子のところへと……。


……動く。




けっきょく、どこに行っても同じなら、死んだっていいじゃないか。


そういう感情が芽生えてくる。




『そうだよ、ひとりぼっちはいやでしょう? わたしとあそぼう』