美狐はベッドの上で愛をささやく


すると、わたしがいる斜め前――大きな木が一本植え込まれている根本のそこに、男の人ふたりが折り畳まれるようにして倒れていた。


この人が……やったの?



ほんの数秒で?



男の人ふたりを……!?





……ああ、やっぱりこの人は――……。



確信すると、わたしの体は恐怖で冷えきっていく――。


「さあ、お前の全部をおくれ……」



絶望に駆られていると、わたしの足が大きく開かれた。


「あ……イヤ……」

なんとか抵抗しようと試みるものの、だけど、わたしの力じゃ敵わない。



「悪あがきはやめよう……この綺麗な足を、へし折られたくは無いだろう?」

わたしの頬に、男の人の舌が触れる。

「っつ!!」


怖い。

怖い、怖い、怖いっ!!



「抵抗さえしなければ……体ごと、このままお前の魂も奪ってやるよ。絶頂を迎えながら……」


男の人がわたしの頬から舌を這わせると、舌が唇に触れた。