美狐はベッドの上で愛をささやく


それどころか、わたしの腕を掴む手はさっきよりも力が込められ、骨が折れちゃうんじゃないかっていうくらい、ギシギシと悲鳴をあげている。



「いやっ、離して!!」


掴まれた右腕が痛くて……。

怖くなって、体を捩(ヨジ)って抵抗していると、左腕も掴まれてしまった。



「いい反応、なぁ、どうする?」


下卑た笑い声をあげる男の人は、もうひとりに尋ねると、にたりと笑う雰囲気を感じた。


「決まってるじゃん。ココでヤっちまおうぜ」


「だよな~」


「んじゃ、そういうことで……」



――えっ?


男の人たちがそれぞれ同意すると両腕を背中に固定し、わたしの体は一瞬浮き、すぐに砂の地面へと抑えつけられた。


な……に?




とても怖くて、声さえも出せないままでいると、目の前にいる男の人はしゃがんでわたしを見下ろした。


「こんな時間にうろついている君が悪いんだよ?」

「!!」