初めて口にしてみた。 もう息が切れて走れない。 あたしのキモチは、届かない。 「好き…好きだよ、拓磨くん…」 …そう言った瞬間… ふわっと暖かい何かがあたしを包んだ。 「先輩…」 さっき離れたばかりなのに、 懐かしく感じる拓磨くんの匂いと暖かさ。 「た、くま、くん…っ!」